夏休みが始まって最初の古代ものづくり体験は、38℃超えの猛暑日でした。そんななか、未就学児からご年配の方まで、14名の皆さんが体験されました。
勾玉づくりは、滑石(かっせき)という軟らかい石を紙やすりで削って形づくるところから始めます。
3種類の紙やすりを使って、成形→ギズ消し→磨き の3つの工程を60分〜70分かけて仕上げます。
艶つやな勾玉にアクセサリーパーツを付けて、ペンダントかキーホルダーにして完成です。
角張った石を丸く削るには、石をいろんな方向から見ることが大事。男の子は入念に角度を見定めながら作業をしています。
石は白・黒・ピンクの3色から選べます。とくに、黒石は白黒模様の出方が様々でおもしろい石です。男の子は削る前の黒石を見て、模様を想像して選んだそうです。
模様の出方は当たりでした! しかし、複雑な模様に、キズなのか模様なのか分かりにくかったそうで、キズ消しには時間がかかりました。
男の子はアンケートに「めちゃ楽しかった!」と書いてくれました。大きなポケットつきの衣装で、玉つくり工房の職人のようですね。
お母さんはご自身で紐の結び方をアレンジ!

満面笑みのおばあちゃんはリピーター。1時間足らずで、ササッと作ってしまいました。
ペンダントは首から下げて、キーホルダーは手に持った姿を撮影させて頂きましたが、ビーズの色とお洋服の色は自然と合うものですね。頑張った成果が出て、きれいな作品ができました。
「 これからも工作イベントを続けてください!」(小4)アンケートに応援メッセージを頂きました。ものづくりの 歴史も学べる楽しい体験を、皆様と続けていきたいと思います。
最後に、快く撮影に応じてくださった皆様ありがとうございました。