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10月12日港図書館「埴輪を作ろう!」

秋晴れの午後、埴輪づくりを小学生から大人まで12名が体験されました。

 

もうすぐ東京国立博物館で特別展「はにわ」が開幕するとあってか、埴輪をメディアで見る機会が増えてきました。

「埴輪ってどこにある?」「古墳って何?」との質問に勢いよく手を挙げてくれる子どもたちが多くて、はにわブーム到来!を感じました。

 

今回選ばれたのは、盾持ち人が一番人気で6、しだこちゃん3、馬ひき2、鶏1でした。

 

アンケートでは以外な感想がありました。

「たてや、てをつけるのがかんたんだった」(小4)

「せつめいしょの漢字がよくわからないやつがあったから(むずかしかった)」(小3)

パーツ付けは難しく感じる人が多いのと、びっしり書かれているマニュアルを読んだとは、どちらも感心させられました。

しだみこちゃん埴輪は、儀仗(とワンちゃん)や勾玉、鏡を持たせて、表情も豊かで可愛くできました。

鶏形埴輪は、「あたまがむずかしかった」(小4)という感想は多くて、我々のマニュアルにも改良の必要性がありそうです。

港図書館の近くには商業施設のららぽーとアクルスがあり、そこに返却ポストを設けています。そこで埴輪づくりのチラシを見たという20代女性2人の作品が、上から見ても可愛いのです。馬ひき埴輪が両手を挙げて見上げている姿は、祈りを捧げていると思いましたが、伸びをしているところだそうです。

「工作が久しぶりで時間があっという間に感じ、集中できてとてもいい時間でした」

「だいだいの残り時間が分かるといいと思いました。時間配分のため」

女性の背中側に時計があったので、時間をアナウンスしなかったのは反省点です。

 

快く撮影に応じてくださった皆さま、素敵な笑顔をありがとうございます。