3月8日中川図書館「管玉をつくろう!」

冬ごもりの生き物たちが目覚め始める頃を表す啓蟄(けいちつ)が過ぎ、朝の寒さも和らいだこの日、管玉づくりに13名が体験されました。

今回の参加者は未就学児と低学年がほとんどで、家族連れでいっぱいになった部屋はすぐに暖かくなりました。

管玉は文字通り円筒形に孔があいた、管(くだ)の形の玉です。弥生時代に管玉を作る技術が朝鮮半島から伝わりました。

体験では滑石(かっせき)という軟らかい石を使います。加工しやすい滑石は縄文時代からアクセサリーに使われています。垂飾(ペンダントトップ)や耳飾りが作られました。

石の粉が付くので上着を脱いで準備します。

滑石は紙やすりで簡単に削れますが、均一に削るとなるとよく見ながら作業しなければいけません。

写真の作品を見ると、よく出来てますよね。

アンケートには「形を作ったり、糸にビーズをとおしたりするのがとてもむずかしかった」(小2)「どうしたら丸になるのかとか!(がとてもむずかしかった)」(小3)と書いてくれました。形を気にしながら作っていた事が分かります。

また、「子供が一人で作業できる行程がたくさんあってよかった」(5才の保護者)「すてきなビーズやつるつる石でうれしかった!!! もっといろんな色の石をつかってやってみたい!!」(小3)

今度は勾玉づくりにもチャレンジしてみてくださいね😊 

最後に、撮影に快く応じてくださった皆さま、素敵な笑顔と作品をありがとうございます。